Appleが発売しているMacBook Proは、ファンクションキー部分が従来の物理キーからTouch Barという名前のタッチパネルに置き換えられています。発売当初から特に「プロ」ユーザーの中で批判する意見も多い中、開発者Balazs Pocze氏は、「Going back to my Macbook Air」というブログ記事を公開し、最新のMacBook ProからMacBook Airに戻したことを明らかにしています。
同氏は2013年、会社でMacBook Airを入手して使い続けていたそうですが、コーヒーをこぼしたり、息子の破壊行為によって電源アダプタがこわれたりしたため、昨年15インチのMacBook Proを購入しました。しかし5月に新しいマシンを購入後、10月には元のMacBook Airに戻したそうです。
MacBook Proの欠点として、強くタイプしないと使えなキーボードや、誤爆しがちなタッチバー(特にヘビーなvimユーザーとしてESCキーが存在しないこと)、USB-Cアダプタが好きでないことがあげられています。
Hacker Newsでは、通常の物理キーを採用した13インチMacBook Proの存在することを指摘するコメントが書き込まれていますが、 Pocze氏は超薄型のMacBook Proのキーボードではなく、ストローク感のあるMacBook Airのキーボードが使いたかったのかもしれません。
Proユーザーにとってはキーボードの使い勝手は生産性に直結します。Touch Barとともに、これまでよりもさらに薄型で使い勝手の良いキーボードの開発が望まれています。