Appleは本日、macOS High Sierra 10.13、iOS 11、tvOS 11の各beta 3を開発者に対してリリースしました(AppleInsider)。開発環境のXcode 9 beta 3も同時に公開されています。
Apple Developer Programに加入している開発者は、Apple Developer Centerからファイルをダウンロードして最新ベータをインストールすることができます。
それぞれ、今年の秋正式公開を目指して開発が続けられてるOSのベータ版です。
macOS High SierraではApple File System(APFS)や、High Efficiency Video Codec(HEVC)のサポート、Metalの更新、写真アプリを始めとした各種内蔵アプリの更新、Safariの改良などが行われる予定です。
iOS 11では、マルチタスク機能やドラッグ&ドロップ機能など、特にiPad関連の機能が強化される予定となっています。
MacRumorsや9to5Macに、iOS 11 beta 3の変更点がまとめられていますので以下ご紹介。
iOS 11 beta 3の変更点
iPadアプリスイッチャー: アプリを閉じるスワイプゼスチャーが復活した。以前のバージョンではアイコンをタップした"x"をタップする必要があった。
SOS: Appleの緊急連絡機能を使用している場合、SOSがキャンセルされた場合は通知を表示しないようになった。
Filesアプリ: OS X ServerとDropboxがFilesアプリに新しいLocationとして追加された。
通知センター: 通知センターの""Earlier Today"通知を確認するために2回スワイプする必要がなくなった。
iCloud Message: iMessagesのiCloudとの同期機能が更新され、あといくつのメッセージをアップロードする必要があるか表示されるようになった。
画面録画: コントロールセンターの録画ボタンを3D Touchした際、ブロードキャストを開始する新たなオプションが表示されるようになった。
変更点をまとめた動画も公開されています。こちらもどうぞ。