著名なiOS開発者Steven Troughton-Smith氏が本日、Appleのサーバーで公開されていた短い動画を発見。動画ではmacOS 10.14上で動作するXcode 10に「ダークモード」が適用されている事がわかり注目を集めています(MacRumors)。
発見された30秒程度の動画は、Mac App StoreのバックエンドのAPIに埋め込まれていたものとされ、その後YouTubeでも公開されています。
Ladies and gentlemen, I give you Xcode 10 on macOS 10.14. Dark Appearance, Apple News, App Store w/ video previews pic.twitter.com/rJlDy81W4W
— Steve Troughton-Smith (@stroughtonsmith) 2018年6月2日
XcodeのほかApple Newsや、Mac App Storeの動画プレビューでもダークモードは有効になっているらしく、情報をまとめると以下のようになります。
- Xcode 10にダークモードが適用されている場面では、Dockやゴミ箱のアイコンも暗くなりシステム全体のダークモードが搭載されている可能性がある。macOS 10.13ではダークモードはDockとメニューバーに限定されている。
- Apple NewsアイコンがDockに存在する。macOSに「Apple News」アプリが追加されることを示唆している。
- デスクトップの背景の画像が、カリフォルニアのモハベ砂漠になっている。次期バージョンのmacOSの名前が「macOS Mojave」になる可能性を示唆している。
また動画自体の存在から、Mac App StoreがiOS 11で刷新されたApp Storeアプリに近いものになる可能性もあると見込まれています。
ダークモードはユーザーから要望の多い機能ですが、これまでシステム・アプリ全体のダークモードは不可能でした。macOS 10.14でついにこれが可能になるのか注目です。