次期macOSでは、長い間変化のなかったmacOSのシステム環境設定画面が刷新されることになるかもしれません。BloombergのMark Gurman氏はニュースレター「Power On」の最新版で、macOS 13のシステム環境設定画面に、アプリ毎の設定が追加される可能性があると伝えています(iDownloadBlog)。
同氏は、次期macOS 13のシステム環境設定はデザインが変更され、アプリ毎の設定項目を追加できるようになり、iOSの設定画面により近い物になると説明しています。
macOSではシステム環境設定にアプリ独自の設定パネルを追加することはできますが、この作業は開発者にとって手間がかかり、ユーザーがアンインストールする方法も難しいものでした。
macOS 13では開発者がそのような手間をかけることなく、アプリ毎の設定をシステム環境設定画面に追加できるようになる見込みです。iOSのように設定の一部あるいは全部を、システム環境設定から行えるようになり、「設定 > アプリ名」で設定を変更することができるようになると予想されます。
アプリの設定がアプリから呼び出せる設定画面と、システム環境設定の設定画面に分かれると、よけい分かりづらくなるような気もしますが、iOS/iPadOSとmacOSのUIをできるだけ近づけようとしているAppleの方針を考えると、ありえそうな変更かもしれません。