デスクトップ上に小さなウィジェットを表示できるmacOSの「Dashboard」機能が、macOS Catalinaでは廃止される事になりそうです。
先日公開されたmacOS Catalinaの開発者向けベータでDashboardが利用できなくなっている事が判明したのに続き、SafariのレンダリングエンジンであるWebKitからDashboard関連機能が削除された明らかになったからです(MacRumors)。
Macお宝鑑定団Blogによると、WebKitのバグ管理システムWebKit Bugzillaに「Remove Dashboard support」と題した情報が追加されているそうで、実際の変更は「チェンジセット 246285」で確認できるとのこと。
Dashboardは2005年に公開されたMac OS X 10.4 Tigerで導入された機能ですが、最近は活発に開発されておらず、macOS Mojaveでは一応機能は残っているもののデフォルトで無効化されている状態でした。Appleは同様の機能を提供する通知センターウィジェットの使用を推奨していますが、MacRumorsのコメント欄には、現在もDashboardを愛用しているユーザーからこの変更を残念に思うユーザーのコメントが寄せられています。