macOSの謎のポップアップを無効化する方法

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Text popup

最近Macでテキストを入力している際、「ms」と入力した後に、「Microsoft」と自動的に展開される謎の現象に悩まされていました。

最初は文字の先頭を勝手に大文字に変換する自動修正機能かなと思い放置していたのですが、「ms」以外にも変換される文字があり、毎回訂正するのが面倒なので、本格的に調べてみることにしました。

この機能を無効化する方法は以下の通りです。

目次

方法1: 辞書からエントリーを削除

調べて見るとこの機能はテキスト自動置換(Text Replacement)と呼ばれる機能で、ユーザ辞書に登録した単語が変換されている模様。IMEが日本語変換モードでなくても発生するようです。

このため、辞書から該当する単語を削除すれば、変換を無効化することができます。

S 20230401 172116

▲「システム設定画面 > キーボード」を選択し「ユーザー辞書」をクリックします。表示された単語の中から無用のものを削除しましょう(今回は「ms」)。

方法2: アプリ毎に無効化

テキスト自動置換が有効な「メモ」アプリ等ではメニューから無効化することができます。

Text replacement

▲「編集 > 自動置換 > テキストの置換」のチェックを外します。これでそのアプリでは自動置換が無効となるはずです。

グローバルに無効化する方法は存在しない?

自動置換をシステム全体で無効化する方法を探してみたのですが、以下のコマンドは効果がありませんでした(macOS Venturaで確認)。

defaults write -g WebAutomaticTextReplacementEnabled -bool false

もう少し複雑な手順がこちらのフォーラムで議論されていますので、気になる方はご確認ください(有効かどうかは未確認です)。

まとめ

macOSのテキスト自動置換を無効化する方法を説明しました。自動置換は便利な機能ですが、辞書への登録は注意深く実行した方がよいかもしれません。

なお自動置換の操作方法は以下の通りです。

  • Esc: 置換をキャンセル
  • スペースなどを入力: 置換を実行(末尾にスペースを追加)
  • ↓+Enter: 置換を実行(末尾によけいな文字の追加なし)
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