Appleは本日、macOS High Sierra 10.13.4 beta 7を開発者に対してリリースしました(MacRumors)。今回のビルドはパブリックベータとしてベータテスターに対しても同時に公開されています。
Apple Developer Programに加入している開発者は、Apple Developer Centerからファイルをダウンロードして最新ベータをインストールすることができます。Apple Beta Software Programに参加しているベータテスターは、同Webサイトを利用して最新版をインストールすることができます。
今回リリースされたソフトウェアのビルド番号は以下の通りです:
名前 | ビルド番号 | リリース日 |
---|---|---|
macOS High Sierra 10.13.4 beta 7 | 17E197a | 2018/03/26(米国時間) |
現段階でbeta 7の変更点は不明ですが、macOS High Sierra 10.13.4では、メッセージアプリのiCloudの統合や、ビジネスチャットのサポートなど、iOS 11.3に対応した機能が導入される他、パフォーマンスや不具合の修正がメインのアップデートになると見られています。
以前フランスその他一部の国で流出したリリースノートは以下の通りとなっています。
- 米国とカナダのメッセージでビジネスチャットをサポート
- 外部GPUのサポートを追加(eGPU)
- iMac Proの一部のアプリケーションに影響するグラフィックの問題を解決
- Safariに右端の開いているタブに移動するためのキーボードショートカットCommand + 9を追加
- Safariのブックマークを右クリックして「並べ替え」を選ぶことで名前またはURLでソート
- メッセージのリンクが動作しないバグの修正
- Safariで選択されている場合にのみ、Webフォームのユーザー名とパスワードフィールドを自動的に入力し、機密データの保護を向上
- 暗号化されていないWebページでクレジットカードのデータやパスワードが必要なフォームを仕様する場合、Safariスマート検索フィールドに警告を表示
- 特定の機能によって個人データがどのように使用されるかを説明する追加情報を表示