Appleは2017年9月末、Mac用オペレーティングシステムmacOSの最新版「macOS High Sierra」をリリースしました。
昨年リリースされた「macOS Sierra」では、キーボードユーティリティ「Karabiner」が動作しないせいで、一部ユーザーに大きな混乱をもたらしましたが、macOS High Sierraではそれほど大きな影響のある変更はおこなわれていないようです。
実際手元の環境でmacOS High Sierraにアップグレードしてみたところ、大きな問題は起こりませんでしたが、いくつか気になる点があることがわかりました。
以下まとめてみたいと思います。
目次
自動起動の項目が消える
アップグレード後、ログイン時に自動的に実行される「ログイン項目」が消えていました。
全て無くなったわけではなく、一部は残っていたのですが、例えば「Alfred」や「Bartender」といったアプリが起動しなくなっていました。
それぞれのアプリ内で「ログイン時に実行」するよう設定すれば復活するものの、何を起動していたのか分からなくなると不便です。
アップグレード前にメモしておいたほうが良さそうです。
Finderに拡張子が表示
Alfredでアプリを起動しようとすると「MarsEdit.app」のように拡張子が表示されている事に気がつきました。
Alfredのフォーラムの情報によると、ここに表示される文字列はFinderの表示設定に準拠しているとのこと。
確認してみると、Finderの環境設定の詳細で「すべてのファイル名拡張子を表示」にチェックが入っていました。
アップグレード時になぜかチェックが入ってしまったのかもしれません。このチェックを外すと元に戻りました。