大方の予想通り、Appleが先日発表した「macOS Mojave」が32ビットをサポートする最後のmacOSになることが判明しました(MacRumors)。基調講演後に行われた「Platforms State of the Union」セッションにて、AppleのSebastien Marineau氏が明らかにした情報です。
Appleは近年iOSやmacOSで64bit化を推進しており、macOS High Sierra 10.13.4では32ビットアプリを始めて起動する際、警告が表示される機能が追加されています。現在開発者向けに公開されている macOS 10.14 Mojave beta 1でも、同様の警告が表示されるもののOKをクリックすることで、アプリを使用することができるとのこと。
現在のところ、警告はアプリごとに1回しか表示されませんが、Appleは32ビットアプリのサポートが廃止となる前、より積極的に警告を表示する計画を明らかにしています。今後のベータ版あるいは、macOS Mojaveのマイナーバージョンアップで表示が変わる可能性もあります。