ストレージ上に存在するファイルを素早く検索することができるmacOSの機能「Spotlight」。
多くのユーザーが愛用している人気の高い機能として知られていますが、Spotlightのインデックス(索引)が壊れると、思うように動作しなくなり期待した結果が表示されなくなる事もあります。
今回はこのような場合にSpotlightのインデックスを再構築して動作を改善する方法を説明します。
目次
システム環境設定を利用する
Spotlightのインデックスを再構築する方法は、公式サポートドキュメント「MacでSpotlightのインデックスを再作成する方法」にて詳しく説明されています。
手順は以下の通りです。
▲「システム環境設定」で「Spotlight」を選択し「プライバシー」タブを開きます。左下の「+」ボタンをクリックし、インデックスを再構築したいフォルダやドライブを追加します(例えば"書類"など)。
▲先ほど追加したフォルダを「−」ボタンをクリックして削除し、環境設定を閉じます。
無意味な作業のようにも思えますが、これがトリガーとなりSpotlightの再構築が行われます。
ターミナルから実行
ターミナルになれている方の場合「mdutil」コマンドを使うこともできます。
sudo mdutil -E /
コマンド実行後は「Indexing enabled.」と表示され、この場合ドライブ全体のSpotlightのインデックスの再構築が始まります。
アクティビティモニタなどのプロセスビューアーを実行すると「mdworker」という名前のプロセスが実行され、再構築が行われていることがわかります。
まとめ
Spotlightの動作がおかしい場合、インデックスを再作成することで動作が改善することがあります。思ったような結果が表示されない場合試してみてはいかがでしょうか。