Appleは最近、macOSのデフォルトフォーマットとして「APFS」を採用しています。
APFSは、長く使われてきた「HFS+」と比較して柔軟性が高く、パフォーマンス上の利点もあるといわれていますが、「コンテナ」と呼ばれる概念が追加され、少し複雑になっています。
今回は、外付ディスクなどで不要となったAPFSコンテナ("コンテナ diskx"など)を完全に削除する方法を説明します。
目次
ディスクユーティリティで削除
SSD/HDDなどらAPFSコンテナを削除するためには、ディスクユーティリティを使用します。ディスクユーティリティを起動して、左側のメニューで目的のディスクを選択し、右クリックメニューから「消去」を選びます。
▲表示されたダイアログのフォーマットで「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選び、「消去」ボタンをクリックします。「Mac OS拡張(ジャーナリング)」を選ぶと、HFS+でディスク全体がフォーマットされ、コンテナも削除されます。フォーマットとして「APFS」を選ぶと、またコンテナが作成されますので注意しましょう。
▲コンテナは削除され、空のボリュームのみが残っていることがわかります。
まとめ
macOSのAPFSコンテナを削除する方法を説明しました。消去といってもHFS+でフォーマットする必要があり、削除のみ実行できないのがすっきりしませんが、現時点ではこれ以外の方法は見つかりませんでした(コマンドラインツールdiskutilを使えば可能かもしれませんが…?)。
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