macOS Sequoia 15.2で「SuperDuper」を使って起動可能なバックアップ作成できなくなる致命的な不具合

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macOSの最新版「macOS Sequoia 15.2」では、人気のバックアップツール「SuperDuper」を使って、起動可能なバックアップディスクを作成することができなくなる致命的な不具合が導入されたと、同アプリのチーフ開発者であるShirt PocketのDave Nanian氏が説明していることがわかりました(MacRumors)。

同氏のブログ記事によると、macOS 15.2では、バックアッププロセスの最終段階で、システムのプリブートファイルやリカバリファイルをコピーしようとした際に「Resource Busy」エラーが発生する模様。過去に同様のエラーが発生した場合は、バックアップ中にシステムを起動しておくことで解決できたそうですが、新しいバグはより根本的な部分に問題があるとのこと。

同氏は、今回のエラーは、Appleがサードパーティ製アプリがオペレーティングシステムを直接コピーすることを制限し、Apple独自のレプリケーションツールを使用するように強制した以前の決定に起因しているとしています。

Shirt PocketはAppleにバグレポートを提出し、解決を待っていますが、問題はAppleのシステムコンポーネント内にあるため、サードパーティの開発者は独自の修正を実施することはできない状態です。

なお、一時的な回避策として、「スマートアップデート」を有効にして、アプリケーション、データ、設定をバックアップする方法がありますが、この方法では、即時のシステム復旧に使用できる起動可能なバックアップは作成されません。

タイトル SuperDuper!
公式サイト http://www.shirt-pocket.com/
ソフトアンテナ https://softantenna.com/softwares/6810-superduper
説明 bootableバックアップにも対応したMac用バックアップソフト。
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