Appleが2024年にリリースした「macOS Sequoia」では、メモアプリの新機能として、数式を解く機能が追加されました。
メモの中で入力した数式を計算したり、変数を割り当てたり、変数を利用した数式を評価したりすることができる機能で、数式の後に等号を入力するだけで、瞬間的に解答が表示されます。
以下この機能の使用方法を説明します。
目次
macOS Sequoiaのメモで数式を利用
macOS Sequoiaでメモアプリを起動します。
▲例えば「10x20=」と入力すると、その瞬間、計算結果の「200」がオレンジ色の文字で表示されます。デフォルトでは計算結果は提案として表示されていて、「Return」や「Tab」キーを押すことで確定することができます。
四則演算や括弧つきの計算が可能で、平方根、三角関数、パーセンテージなど高度な計算にも対応しています。
▲変数にも対応しており、例えば「x=4」「y=10」と変数を定義したあとに「x+y=」と入力すると「14」が表示されます。あとから変数の値を変更すると、その変数を利用した計算式の結果も即座に変わります。
▲計算結果の表示方法は、「フォーマット > 計算のヒント」で変更することができます。デフォルトは「結果を提案」ですが「結果を挿入」にすると「=」を入力したあと計算結果がすぐに挿入されます。頻繁に計算を行う場合はこの設定の方が便利かもしれません。
まとめ
macOS Sequoiaのメモアプリで計算する方法を説明しました。メモをとりながら計算を行いたい場合に特に便利な機能だと思います。同様の機能はiOS 18やiPadOS 18でも利用可能です。