間もなくAppleが発表するとみられている新型MacBook ProはOLEDタッチバーを搭載し、従来の"物理"ファンクションキーが無くなるのではないかと予想されています。残念ながらESCキーも例外ではなく、リークした画像によるとタッチバーに吸収されてしまっている様子。
ViやEmacsを使用する開発者にとってはかなりの痛手となりそうな変更点ですが、幸いAppleはこれに先駆けて、macOS SierraでESCキーを他の修飾キーに割り当てることができるよう、ショートカットキーの割り当て機能を10.12.1から拡張しています。
今回はこの機能を使ってESCキーを他のキーに割り当てる方法を説明します。
目次
キーボードの設定を使用
ESCキーを他のキーに割り当てるには、システム環境設定から「キーボード」を選択します。
キーボードタブで「修飾キー」ボタンをクリックし、Caps Lock、Control、Option、Commandキーの中から好みのボタンにESCキーを割り当ててください。
今後は使っている人が少ないと思われるCaps LockキーあたりにESCキーに割り当てるハックが一般的になるのでしょうか。実はViやEmacsでは"Ctrl-["をESCキーのかわりに使っている人も多そうなので、それほど問題はないのかも?