macOS Venturaで再起動時に何回もアクセシビリティ許可が求められる不具合の回避策【暫定版】

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macOS Venturaにアップグレードして以降、起動時にアプリのアクセシビリティ許可を何回も求められるという現象に遭遇しています。

画像はメニューバーユーティリティ「Bartender」のものですが、アクセシビリティ許可はすでに設定済みで、本来は表示されないはずの画面が表示されています。Bartenderの他にも「AltTab」や「Keyboard Maestro」などの常駐アプリで表示された事もあります。

許可を求められたタイミングで「Open macOS Accessibility Settings」ボタンをクリックすると、アプリの一覧が空で、あきらかにおかしい状態となっています。

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▲正常な場合は設定の「プライバシーとセキュリティ > アクセシビリティ」にはアプリ一覧が表示されます。

今回はこの問題の回避策(?)を紹介したいと思います。

目次

だめな場合は再起動する

アクセシビリティの許可を求める画面が表示された場合、何もせずに再起動すると問題が解決するようです。

要求を無視して再起動すると、今度はアクセシビリティ許可を求める画面が表示されないはずです。設定の「プライバシーとセキュリティ > アクセシビリティ」にもアプリが一覧表示された状態となります。

残念ながら問題が完全に解決したわけではなく、再発する可能性が高いのですが(タイミング不明)、意味のない作業を行うぐらいなら、再起動した方が良いです。

ネットで検索してみたところ少数ながら同じような事例を発見しました。

見る限りAppleシリコンMacで発生しているようで、手元の環境でもM1 MacBook Airでは発生するものの、Intel Mac miniでは発生していません。

アクセシビリティ設定をリセットする、sudo tccutil reset Accessibilityで解決するとの説は効果が無さそうなので試していません。またmacOS 13.1で解決するというのも当てはまらないようです(手元の環境は13.2.1です)。

まとめ

アクセシビリティ設定はアプリの初回起動時だけでもかなりめんどくさい作業です。macOS Venturaの不具合だとしたら早急に解決して頂きたいところですが…。

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