19年という長い歴史を誇るアーケードゲームエミュレーター「MAME」のソースコードが、OSI承認/FSI公認のオープンソースライセンスの元公開される運びとなったことが、3月4日発表されました(公式ニュース、Hacker News、Reddit)。
開発チームは過去10ヶ月間、希望するライセンスを選択するよう開発者およびコントリビューター対し連絡を行い、結果としてコアファイルを含む90%以上のファイルは「3条項BSDライセンス」であるものの、GPL互換ライセンスのコードも含んでいることからプロジェクト全体としては「GPL v2またはそれ以降」でライセンスされることが決定しています。
GitHubで公開されているソースコードにはすでにLICENSE.mdファイルが追加されており、以下のように記載されています。
The source code to MAME is provided under the GNU General Public License version 2 or later as of Git revision 35ccf865aa366845b574e1fdbc71c4866b3d6a0f and the upcoming release of MAME 0.172. Source files may also be licensed as specified in the file header. This license does not apply to prior versions of MAME.
ライセンスが明示されたことで今後さらなる発展につながるのかどうか注目が集まりそうです。
MAME | http://mamedev.org/index.php |
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ソフトアンテナ | https://softantenna.com/softwares/1755-mame |