2018年開始早々、主にIntelのCPUに影響する「Meltdown」、その他CPUにも影響がある「Spectre」という二つのCPUに関する欠陥が見つかり大きな話題となっています。
CPUのマイクロコードによる修正は不可能で、パフォーマンス劣化を伴うOS側の対策が必要になるとされているなか、これらCPUを搭載したデバイスの購入を遅らせるべきかどうかという議論が、Hacker Newsのスレッド「Ask HN: Delay buying new devices due to Meltdown/Spectre CPU bug?」で巻き起こっています。
「CPUの問題が修正されるまで購入を1〜2年遅らせたほうが良いかというもの」という質問に対し、Meltdownの影響がないAMD CPUを購入すれば良いというアドバイスや、不具合の修正にはCPUアーキテクチャの刷新が必要なので、修正に時間がかかり待つ必要はないという意見、信頼できるソフトウェアだけを実行すれば問題ないという主張など、さまざまな情報が書き込まれています。
自由にCPUが選べないMacやその他メーカー製PCなどでは、買う・買わないの判断しか行うことができないかもしれませんが、ハッカー達が今回の不具合をどのように捉えているか気になる方は参照してみてはいかがでしょうか。