Microsoftが1995年にリリースした3Dアニメーション作成アプリ、「Microsoft 3D Movie Maker」がオープンソース化されたことがわかりました(Neowin)。オープンソース化は、Twitterユーザーの@Foone氏らの働きかけにより実現し、ソースコードはGitHubのリポジトリから誰でもダウンロード可能となっています。
Microsoftは、このプロジェクトが最新のハードウェアやソフトウェアでビルドできない可能性が高いと注意しています。Windows 10やWindows 11で動作させる場合、ソースコードを修正する必要があるようですが、部分的に完成したバイナリを入手することは可能とのこと。その場合以下の手順を実行します。
- Make sure this repo is checked out to a folder with a short name, ideally right on the root of a drive (i.e. C:\3d).
- You will need Visual C++ 2.0's dev tools (located under MSVC20\BIN on its installer disk) on your path. Modern compilers dislike some of the pre C++98 conventions.
- From the root of this repo, run
setvars.bat
you can change the values in this script to change what your build will target.- Locate and place font files (see FONTS.md)
- Run nmake and you'll begin building 3d Movie Maker.
リポジトリには「BRender」と呼ばれるサードパーティ製ライブラリも許可を受けたうけた上で含まれており、過去のMicrosoft製品を愛する開発者やマニアから大きな注目を集めそうです。
3D Movie Makerでは、プリレンダされたシーンに40種類のキャラクターを配置し、さまざまなアクションを割り当て、オブジェクトやオーディオ効果を追加し、3Dムービーを簡単に作成することができます。