Microsoft、Windows 10で発生中のWSL2の不具合を次期アップデートで修正へ

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Wsl2 error

Windows 10の累積アップデートKB4571756を適用すると、Windows Subsystem for Linux 2(WSL2)の起動に失敗するという不具合が報告されています。

Microsoftはすでにこの問題を認識し、積極的に調査を行っていると伝えられていましたが、この不具合が今月下旬か来月に公開される予定の次の累積アップデートで修正される予定であることが分かりました。

MicrosoftはKB4571756をRelease Previewチャンネルの20H2ユーザー向けに提供した際に、既知の不具合として以下のような情報を提供しています。

Windows Insiders on Build 19042.508 in the Beta and Release Preview Channels who use Windows Subsystem for Linux (WSL) will be impacted by “Element not found” error when they try to start WSL. With the help of Insiders, we have identified the root cause of the issue and have created a fix which should be included in the next 20H2 servicing release shortly. Insiders who wish to be unblocked immediately can uninstall this build (KB4571756) which is a non-security update. You can view the GitHub issue where we are tracking this here.

更新プログラム適用後にBuild 19042.508の環境で、WSLを開始しようとすると「Element not found」エラーが発生する可能性があるとのこと。根本的な原因を特定し、次期20H2のサービスリリースで修正する予定ということですが、すぐに問題を解決したい場合、KB4571756をアンインストールすることを案内しています。

アンインストール方法は以下の通りです。

  • 「設定 > 更新とセキュリティ」を開く。
  • Windows Updateで「更新の履歴を表示する」を選択。
  • 更新のアンインストールをクリック。
  • 目的の更新プログラムを選択してアンインストールを実行。
  • 再起動する。

アンインストール後は再インストールを防ぐためWindows Updateを一時停止しておきます。

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