Microsoftは12月16日(現地時間)、9月20日以降の更新プログラムを適用したWindows 10(20H2以降)環境で、タスクバーの要素がちらつき、デバイスが不安定になることがある既知の不具合が存在することを認めました。
Windows 10の既知の不具合をまとめたリリースヘルスページには以下のような情報が掲載されています。
不具合の内容は、タスクバーの要素がちらつき、システムが不安定になることがあるというもので、症状としては、以下のようなものがリストアップされています。
- Windowsタスクバーの「天気」または「ニュースと関心事項」ウィジェットやアイコンがちらつく。
- Windowsタスクバーが反応しなくなる。
- Windowsエクスプローラーが反応しなくなる。
- 不具合発生時に実行中のMicrosoft WordやExcelが反応しなくなる。
幸い、この問題は、KIR(Known Issue Rollback)を使用して既に解決されています。KIRは不具合が確認された修正だけを元に戻すことができる機能で、家庭向けのデバイスでは最大24時間で修正が有効となります。企業で管理されているデバイスの場合、特別なグループポリシーを適用する必要があります。
不具合は以下のプラットフォームに影響します。
- Client: Windows 10, version 22H2; Windows 10, version 21H2; Windows 10, version 21H1; Windows 10, version 20H2
- Server: None
Microsoftは現在解決に向けて取り組んでおり、今後のリリースで最新情報を提供する予定です。