Microsoftが「Windows 11 Version 24H2」の存在を認める

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Windows 12  3

Microsoftが公式キュメントで、Windows 11の機能アップデート「Windows 11 version 24H2」に言及している事がわかりました(Neowin)。

WindowsのProcess Status API(PSAPI)に含まれる、EnumDeviceDrivers関数の説明に、以下の内容が含まれています。

S 20240203 101224

Starting in Windows 11 Version 24H2, EnumDeviceDrivers will require SeDebugPrivilege to return valid ImageBase values. The function will still succeed if the caller does not have this privilege enabled, but the returned lpImageBase array will contain addresses that are all NULL.

Windows 11 Version 24H2から、EnumDeviceDriversが有効なImageBase値を返すにはSeDebugPrivilegeが必要になりました。呼び出し元がこの特権を有効にしていない場合でも、この関数は成功しますが、返される lpImageBase配列にはすべてNULLのアドレスが含まれます。

説明に24H2に関する補足情報は含まれていませんが、ドキュメントが公開された日付が2024年1月29日であるため、24H2が記述ミスである可能性は低いと考えられています。

Microsoftは2024年の2月下旬から3月にかけて、「Moment 5」アップデートを提供し、2024年後半には、より大規模な24H2アップデートをリリースすると予想されています。

Windows 11 Version 24H2は、IntelやAMD、Qualcommの最新プロセッサーに搭載されたニューラルプロセッシングユニット(NPU)などの専用ハードウェアに依存する新機能をふんだんに盛り込んだ、AI中心のアップデートになるとも予想されています。ただし、Microsoftは古いハードウェアでもAI機能をできるだけ利用可能にする予定で、例えば、Windows 11 Canaryビルドに導入された「Voice Clarity」機能は、NPUを搭載しないシステムでも利用可能となっています。

またMicrosoftが計画を進めている「AI PC」は、RAMの最小容量が16GBに引き上げられるという噂も流れていますが、これはまだ未確認情報です。

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