Windows 10で機能アップデートをインストールするとシステムドライブに「Windows.old」という名前のフォルダが作成されることがあります。
Windows.oldフォルダには以前のWindowsのコピーが保存されており、トラブルが発生した際このファイルを利用してシステムをリカバリすることが可能ですが、その分最大20GBほどの大量の容量を消費するという問題があります。
今回、このWindows.oldフォルダがディスクのクリーンアップ機能を実行しても場合によっては削除されない事があるという不具合が、今週公開されたWindows 10のプレビュービルド「Build 20257」で修正されていた事がわかりました(Windows Latest)。
Build 20257の修正項目に以下のような内容が含まれています。
We fixed an issue where the windows.old folder is not completely deleted when performing disk cleanup.
この不具合は2016年ごろから報告されており、その後修正されたものの、最近のアップデート後で再び発生していた模様です。
今回の修正はプレビュー版に対して行われたもので、製品版のWindows 10がいつ修正されるのかは不明ですが、今年あるいは来年の頭頃までには行われるのではないかと予想されます。