Microsoftは8月2日(現地時間)、Internet Explorer 11で動作するVBScriptを今後の累積アップデートでデフォルトで無効化する計画を発表しました(MSPoweruser)。
Microsoftは2017年以降、IE 11のVBScriptの使用を推奨していませんが、古いWebサイトとの互換性を確保するための一時的な解決策として、レガシードキュメントモードでのVBScriptの実行を許可しています。
2019年8月13日に公開されるWindows 7/8/8.1用の累積アップデートおよび、2019年7月9日に公開されたWindows 10用の累積アップデートでこれが変更となり、これらプラットフォーム上のIE 11ではデフォルトでVBScriptが無効化されるとのことです。
ただしサイト毎のセキュリティーゾーンの設定や、レジストリ、グループポリシーを利用してVBScriptを実行可能にする設定は維持されるとのこと。
一般向けサイトでVBScriptが使われている事は少ないのかもしれませんが、古い企業システムを管理している方などは影響がないか事前にチェックしておく必要がありそうです。