Microsoftが、開発者向けに公開したブログ記事の中で、今週末に公開予定のEdge 91が、Windows 10で最高のパフォーマンスを発揮するブラウザになるだろうと主張していることがわかりました。
Edgeのパフォーマンスが改善する理由として、Edge 91には「スタートアップブースト」と「スリーピングタブ」と呼ばれる2つの新技術が搭載されることが挙げられています。
まずスタートアップブーストは、Microsoft Edgeのコアプロセスをバックグラウンドで実行することで、Edgeブラウザのウィンドウを開く際に追加のリソースを必要とせず、Microsoft Edgeをより高速に起動することができるという技術です。コンピューターの電源を入れてから、Microsoft Edgeがオンラインになるまでの時間がかなり短縮されることが期待できます。
次にスリーピングタブは複数のブラウザータブを同時に使用する際に、Microsoft Edgeのパフォーマンスを改良します。未使用のタブからシステムリソースを解放することで、Microsoft Edgeのパフォーマンスを最適化します。プレビュービルドで行われたテストでは最大82%のメモリが節約されたとのとことです。
これら2つの新技術が期待通りの効果を上げるならば、少なくともWindows 10上ではMicrosoft Edgeのシェアが拡大することになりそうです。