Googleは、自社のウェブブラウザChromeで、Manifest V3への移行の一環として、「uBlock Origin」やその他のManifest V2ベースの拡張機能を無効にし始めています。今回、これに同調するようにMicrosoft EdgeでもuBlock OriginなどManifest V2ベースの拡張機能の無効化が始まっているとの報告が行われています(Neowin)。
最新のEdge Canaryでは、Manifest V2ベースの拡張機能が無効化されていて、「この拡張機能はサポートされなくなりました。Microsoft Edgeは削除することを推奨します」というメッセージが表示されるようになったとのこと。ブラウザによって拡張機能は自動的にオフになるものの、拡張機能の管理からトグルで元に戻せばまた使用することができるようになるとのことです
1/2 A message stating that some extensions have been disabled because they are no longer supported has appeared after installing the latest Edge Canary build, but I THINK this is one of those unexpected changes coming from upstream Chromium:https://t.co/NME5AvLUvg pic.twitter.com/BLWPI5onYh
— Leopeva64 (@Leopeva64) February 24, 2025
現時点ではMicrosoftからの発表がなく、何が行われているか詳細は不明です。Googleは2024年6月に、Manifest V2拡張機能の段階的な廃止を開始し、廃止プロセスの明確なロードマップも準備していますが、Microsoftは予定を明らかにしていないからです。
ただし、Google ChromeもMicrosoft Edgeも同じChromiumをベースとしたブラウザであるため、Microsoft Edgeでも遅かれ早かれManifest V2拡張機能が無効になる可能性は高いとみこまれています。
Manifest V3ベースの拡張機能は、V2ベースの拡張機能で利用できた一部の機能が制限されていて、特に「uBlock Origin」のような広告ブロック系の拡張機能は動作しなくなるといわれています。代替となる「uBlock Origin Lite」は存在しますが、全く同じ機能を提供しているわけではありません。
Mozillaは最近、「個人がインターネットとインターネット上での自身の経験を形成する能力を持たなければならない」とするMozilla Manifestoに基づいて、uBlock Originを含むManifest V2拡張機能を機能させ続ける計画を発表しました。uBlock OriginなどManifest V2拡張機能を使い続けたい場合は、ブラウザを乗り換える以外の方法はないのかもしれません。