Microsoftは現在、ChromiumベースのEdgeブラウザを、Windows Update経由で、サポート対象の全てのバージョンのWindowsに対して配信し始めています。
新しいEdgeブラウザはChromeに変わるモダンなブラウザとして期待を集めていますが、強制的に行われるインストール、およびその後の挙動が強引で批判を集めていることがわかりました(9to5Google)。
新しいEdgeがインストールされた場合、再起動時は通常通りに見えるものの、ログインした後、数秒後にはMicrosoft Edgeの紹介が、全画面ポップアップで表示されます。この画面でEdgeの基本的な設定やデータのインポートなどの初期設定が行われるのですが、はじめに何の警告もなく、それを止める明白な方法が見当たらない(×ボタンやAlt+F4がきかない)ことが批判されているのです。
A Windows 10 update forces a full screen @MicrosoftEdge window, which cannot be closed from the taskbar, or CTRL W, or even ALT F4. You must press "get started," then the X, and even then it pops up a welcome screen. And pins itself to the taskbar. pic.twitter.com/mEhEbqpIc7
— Taran Quarantino (@TaranVH) July 2, 2020
さらにこの処理の後、デスクトップにアイコンが追加され、Edgeのアイコンがタスクバーにピン留めされてしまうい、最も迷惑なことに、デフォルトのブラウザを選択する設定画面が表示され、うっかりするとこれまで使っていた標準ブラウザが、Edgeに置き換わるという挙動も発生する模様。
普段からPC系ニュースをチェックしている方ならばともかく、そうでない方にとってはEdgeの突然のインストールに戸惑う結果になっているのかもしれません。