Microsoftは現在、Windows 10用のWebブラウザとしてInternet Explorer 11のほか、新旧2つのEdgeブラウザのメンテナンスを続けています。
その中の1つである「Microsoft Edge Legacy(従来のEdgeブラウザ)」は、今年2021年3月にサポート期間が終了することが決定しており、現在もChromiumベースの新しいEdgeブラウザに移行していない方は注意が必要かもしれません(gHacks)。
Microsoft Edge Legacyは、Windows 10と同時に導入されたモダンなWebブラウザで、IEと比較するとWeb標準のサポートやパフォーマンスに優れ、拡張機能も容易に作成できるなどの優れた特徴を持っていました。しかしWebブラウザのシェアは伸び悩み、MicrosoftはChromiumをベースとした新しいEdgeの開発に切り替えることになります。
ChromiumベースのEdgeの安定版は2020年1月に公開され、すでに1年が経過しており、Edge Legacyを今も使い続けている方は、余裕をもって新しいEdgeブラウザへの移行を計画しておいたほうが良さそうです。
一方企業や組織で使用されている事が多いInternet Explorer 11は、最後のInternet Explorerとして、今後もメンテナンスが続けられますが、Microsoft 365へのアクセスが2021年8月に終了するなどサポートが縮小傾向にあるのは間違いありません。