MicrosoftがEdgeブラウザに専用の検索ボックスを追加する新機能のテストを行っていることがわかりました(Neowin)。検索ボックスはアドレスバーの隣に配置され、デフォルトの検索エンジンを使ってすばやく検索することができます。
現在のところMicrosoft Edgeには、アドレスバーまたは検索バーとして機能する大きなボックスが一つ存在し、検索すると現在表示しているページが検索結果で置き換わります。
Alt+Enterで新しいタブで検索したり、Shift+Enterで新しいウィンドウで検索したりすることはできますが、専用の検索ボックスを利用すると、検索結果は常に新しいタブで表示されるため、入力の手間を少し省略することができるようになります。
現在この機能は、Microsoft Edge Canaryの最新版v123.0.2413.0でA/Bテストされている段階ですが、以下の手順を実行すると誰でも試すことができます。
- 設定画面を開き「システムとパフォーマンスの > スタートアップブースト」をオフにする。
- ブラウザを終了する。
- Edge Canaryのショートカットを選択し、Alt + Enterを押してプロパティウィンドウを開く。
- 「場所」の末尾に以下を追加する。
--enable-features=msSearchBoxInToolbar,msSearchBoxInToolbarSearchInteractionTrigger,msSearchBoxInToolbarShownTrigger
- 変更したショートカットからEdge Canaryを起動。
- 設定画面で「外観」を選択。下の方にスクロールし「show an additional search box in the toolbar」がオンになっているか確認。
- オンになっていれば検索ボックスが表示されるはず
かつてIEには専用の検索ボックスが存在し、今でもFirefoxのように検索ボックスを別途追加することができるブラウザは存在します。統合されたアドレスバーと検索ボックスが、また分離されることになるのかMicrosoftの決定が注目されそうです。