Microsoft Edgeは、Google Chrmeと同じく、オープンソースのWebブラウザChromiumをベースとして生まれ変わりました。新しいEdgeがリリースされた当初は、Chromeとの違いが分かりづらい状態でしたが、その後、独自の機能が次々と追加され、徐々にChromeとの差が大きくなりつつあります。
今回、そんなMicrosoft Edgeの特徴の一つであるサイドバーの便利さを説明する記事、「Microsoft Edge’s Sidebar is the simple idea that's changed how I work every day(Microsoft Edgeのサイドバーは、私の毎日の仕事を変えたシンプルなアイデアだ)」をWindows Centralが公開しています。
この記事を書いたRichard Devine氏は、これまで何年もWebブラウザを頻繁に切り替える事を続けていて、最近はBraveに落ち着いていたとのこと。しかしBingチャットで全てが変わり、これがきっかけでMicrosoft Edgeを再び使い始め、夢中になってしまったそうです。
特にEdgeのサイドバーがお気に入りで、使い始めてからまだ一週間ほどたっていないのにもかかわらず、生産性が劇的に向上したと説明しています。
サイドバーからBingチャットを利用できるだけでなく、サイドバーには自分の好みのWebサイトの内容を追加することもできるため、ChatGPTを追加することもでき、TwitterやSlackなど、これまで通常のタブで開いていたサイトのいくつかを省略することができるようになるメリットもあるとしています。
単なるブックマークとして使えるだけでなく、2つのものを同時に見ることができるので、メールを読みながらTwitterを素早くチェックしたり、作業しながらAmazonで買い物をしたり、タブを切り替えることによって発生する集中力の低下が発生しないメリットがあるというのです。
同氏はまたツールボックスの大ファンで、電卓や単位変換を便利に使っているほか、Edgeの大きな新機能であるファイル共有ツール「Drop」も非常に素晴らしいと称賛しています。
ショッピング関連の機能はそれほど心引かれないものの、オフにすることができるので特に問題ではなく、Edgeは便利な機能をたくさん搭載したブラウザだと結論づけています。
Microsoft Edgeのサイドバーは不要な機能が満載だと批判されることも多い機能ですが、BingチャットやDropなどなど今話題の機能を統合することで、評価が覆ってきているのかもしれません。気になる場合は実際にMicrosoft Edgeを使用して判断することをおすすめします。