Microsoft Edgeには、パフォーマンスの向上やバッテリー駆動時間の改善につながる、各種リソースの節約を支援するためのツールがいくつか組み込まれています。
今回、Microsoft Edge Devの公式Twitterアカウントが、これらリソース節約機能の一つである「スリーピングタブ」によって、過去28日間で、273ペタバイト(273,000TB)以上のRAMが節約されたと説明している事がわかりました(Neowin)。
Use sleeping tabs to save resources? You aren’t alone! Over the past 28 days on Windows devices, we slept 6 billion tabs resulting in a savings of 273.7 Petabytes of RAM. That’s roughly 39.1 megabytes saved per tab. 😲 pic.twitter.com/hgTcpcMwvh
— Microsoft Edge Dev (@MSEdgeDev) June 6, 2022
スリーピングタブ機能は、60億のタブで動作し、1つのタブにつきおよそ40MBのメモリを節約したとのこと。40MBは少なく思えますが、平均的なユーザーでも数十個のタブを開いていることを考えると、トータルでかなりの量のRAMを節約していることになります。
スリーピングタブ機能は、すべてのMicrosoft Edgeでデフォルトで有効になっており、アイドル状態が2時間続くと、アクティブでないページを自動的にスリープ状態に移行します。カスタマイズ機能も搭載されていて、タイムアウト時間を変更したり、ブラウザがアクティブな状態を維持するウェブサイトを設定することもできます。
Edgeのスリーピングタブ機能をカスタマイズするには、「edge://settings」を開き、「システムとパフォーマンス > パフォーマンスの最適化」を選びます。スリーピングタブ機能の詳細はこちらで詳しく説明されています。