Microsoftが一般のWindows 7/8.1ユーザー向けに行った無料アップグレード権の提供は2016年7月29日に終了しています。
障碍者向け支援技術製品を利用しているユーザー向けのWindows 10への無償アップグレードの提供はその後も続いていたのですが、この特例も、2017年12月31日をもってついに終了することになります(Softpedia)。
現在公式サイトには以下のような案内が掲載されています。
支援技術をご利用のお客様は、無償で Windows 10 にアップグレードすることができます。Microsoft では、支援技術をご利用のお客様が今後も快適に Windows 10 を使用できますよう、改善を続けてまいります。
この無償アップグレードは 2017 年 12 月 31 日で終了します。
記事執筆時、公式サイトで「今すぐアップグレード」ボタンをクリックするとアップグレードユーティリティの「Windows10Upgrade24074.exe」をダウンロードすることができます。
本来は「障碍者向け支援技術製品」を利用するユーザー向けの無償アップグレード権の提供ですが、実際に支援技術製品を利用しているかどうかのチェックは行われて折らず、無償アップグレードの「抜け穴」になっているのではないかとも指摘されていました。
2018年1月からはWindows 10への無償アップグレードの抜け道が完全に塞がれることになりそうです。