Windowsでは以前からシステムの各種設定を変更するために「コントロールパネル」を使用します。
Windows 10ではタッチ操作も可能なモダンな「設定」画面が利用可能ですが、詳細な設定を行う場合は、依然としてコントロールパネルの機能を呼び出す必要がある場合もあります。
設定機能がコントロールパネルと設定という2つの場所に分かれているのは、Windows 10の分かりづらい点の1つですが、それも遂に終わろうとしているのかもしれません。最新のWindows 10 build 19587に「Hide_System_Control_Panel」や「SystemToAboutSettingsSearchRemoval」という参照が含まれていることが分かり注目を集めています(Windows Latest)。
これらの参照が何を意味しているのか正確なところは不明ですが、コントロールパネルのシステム情報ページが隠され、設定画面の情報表示に統一されるのではないかと見込まれています。
コントロールパネルがすぐに削除される可能性は薄いものの、コントロールパネルの一部が設定アプリにリダイレクトされるようになり、コントロールパネルを設定画面で完全に置き換えるための作業の第一歩ではないかと期待されています。