Windows 11/10のMicrosoft Installerでアプリが破損する重大な不具合が発生

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Microsoftが、Microsoft Installerのアプリの修復や更新機能を使用すると、アプリが動作しなくなる重大な不具合がWindowsのサーバー・クライアントの各バージョンで発生していることを認めました(BleepingComputer)。

不具合は、今月の月例更新プログラムをインストールしたシステムに影響し、Windowsに関する各種情報をまとめたWindows release healthページには以下のような項目が追加されています。

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Windows 11の場合、KB5007215以降の更新プログラムをインストールすると、Microsoft Installer(MSI)でアプリの修復や更新に問題が発生する場合があるとのこと。影響を受けることが確認されているアプリには、カスペルスキーの一部のアプリが含まれ、更新または修復を試みた後に、アプリを開くことができない場合があるそうです。

影響するプラットフォームは以下の通りです。

  • Client: Windows 11, version 21H2; Windows 10, version 21H2; Windows 10, version 21H1; Windows 10, version 20H2; Windows 10, version 2004; Windows 10, version 1909; Windows 10, version 1809; Windows 10 Enterprise LTSC 2019; Windows 10 Enterprise LTSC 2016; Windows 10, version 1607; Windows 10 Enterprise 2015 LTSB; Windows 8.1; Windows 7 SP1
  • Server: Windows Server 2022; Windows Server, version 20H2; Windows Server, version 2004; Windows Server, version 1909; Windows Server, version 1809; Windows Server 2019; Windows Server 2016; Windows Server 2012 R2; Windows Server 2012; Windows Server 2008 R2 SP1; Windows Server 2008 SP2

回避策としてアプリを一端アンインストールしてインストールし直す方法が修正されています。

Microsoftは将来の更新で不具合に対処する予定で、本日公開された「Windows 11 Insider Preview Build 22000.348」ではこの問題の修正が行われています。

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