Microsoftが先日公開したWindows 10の月例更新プログラムを適用すると、Windows Subsystem for Linux 2の起動に失敗するという不具合が報告されています。その後、この問題をMicrosoftが認識し、積極的に調査中であることがわかりました(Windows Latest)。
不具合はWindows 10 Version 2004のほか、基本部分が共通のWindows 10 20H2(19042)でも報告されています。基本的にはWSL2を起動しようとすると「Element not found」というエラーが発生するようですが、なかには「The remote procedure call failed」というエラーを受け取ったとコメントしているユーザーも存在します。
Microsoftはこの問題を積極的に調査中で、問題が発生した場合、不具合の原因となっているKB4571756をアンインストールすることを推奨しています。
We are actively investigating. Sorry for the inconvenience – I suggest uninstalling the KB until this is resolved
現時点では、エラーの根本的な原因はネットワークスタックにあると考えられており、Microsoftは調査のためにユーザーからネットワークログの提供を求めています。KB4571756のアンインストール方法はこちらで確認可能です。