Microsoft、最も議論を呼んだWindows 11のタスクバーの問題を修正中

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Windows 11のタスクバーは、Windows 11で新しくなったUI要素の中でも、最も議論を呼んだ部分かもしれません。標準状態では、スタートボタンや各種アイコンが画面の中央に配置されて使い勝手が変更されただけでなく、Windows 10では使用できたいくつかの機能が使えなくなったからです。

日常的に使用頻度が高い部分であるため、不満がたまりやすい部分ですが、幸い、Microsoftはユーザーからのフィードバックに耳を傾け、Windows 11のタスクバーの修正にとりくんでいることがわかりました(Windows Latest)。

Windows Latestは、Windows 11のタスクバーはこれまでと異なり最新のXAMLコードに基づき、WinUIを使用していると予想しています。コードが一から書かれているため、タスクバーへのドラッグ&ドロップ機能や、タスクバーの位置の変更機能が省略されているだけでなく、ツールチップが想定外の場所に表示されたり、カーソルをアイコンの上に素早く置くとツールチップが表示されなかったりといういくつかのバグが存在すると指摘しています。

これに対し、Microsoftは、Windows 11のプレビュービルドでこれらの不具合を修正し、タスクバーの信頼性を向上させているほか、ユーザーからの要望の多い機能の復活も検討している模様です。

例えば、Windows 11 Insider Preview Build 22523では、タスクバーのバッテリー残量が100%を超えて表示されるという問題が修正されています。

The battery icon tooltip should no longer unexpectedly show a percent above 100

また、タスクバーのドラッグ&ドロップのサポートはMicrosoftの社内でテストされていて、Windows 11 22H2では、タスクバーにアプリをドラッグ&ドロップしてショートカットを作成できる機能や、タスクバーのアプリアイコンにURLやファイルをドラッグ&ドロップして、アプリ内でURLやファイルを開く機能が復活するとされています。この新機能はプレビュービルドで先行してテストされるはずですが、今後数ヶ月は公開されない見込みです。

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