Microsoftは、2023年に開催された「Build 2023」で、開発者向けの新しいWindows 11/10用アプリ「開発ホーム(Dev Home)」を発表しました。「開発ホーム」はその後、何度かアップデートされ新機能や改良が加えられたものの、未だプレビュー版の状態です。
今回、このアプリが2025年5月にはやくも廃止される予定であることが、コード内に含まれるメッセージから明らかとなりました(Neowin)。
Microsoft Dev Home app/platform is dead. EOL is set for May 2025.https://t.co/8S0Qbrf3Bk pic.twitter.com/axLNmAm4N5
— Rafael Rivera (@WithinRafael) January 27, 2025
XのユーザーRafael Rivera氏が公開したスクリーンショットによると、開発ホームは2025年5月に廃止され、機能のサブセットが新しい場所に移動するとのこと。Microsoftは、今後数ヶ月のうちに終了に関する詳細情報を公開する予定です。
開発ホームでは、CPU/RAM/ネットワークなどPCの使用状況や、GitHubの情報を確認することができる開発者向けのウィジェットを利用することができました。また「Windowsの詳細設定」機能を実装し、開発者向けのシステム設定に簡単にアクセスできるようにする機能の開発もすすめられていました。
残念ながら、開発ホームはこれまであまり人気のあるアプリとはいえませんでしたが、あまりにも速い廃止の決定に対し、Redditには、「Googleと同じですぐに成功しなければ廃棄される」とのコメントも寄せられています。