Microsoftは開発者会議「Build 2020」をオンライン専用イベントとして5月19日より開催します。
Build 2020では、Windowsや開発環境に関する、さまざまな新しい情報が公開される事が予想されていますが、公開されたセッションアジェンダの中に、MicrosoftがWin32とUWPアプリの統合を計画している事を示唆する情報が含まれていることが分かりました(Thurrott)。
「Unifying and evolving the Windows app platform(Windowsアプリプラットフォームの統合と進化)」と題したセッションは、MicrosoftのプリンシパルプログラムマネージャーリードのJesse Bishop氏がホストを務める予定で、以下のような説明が掲載されています。
Learn how the Windows app platform is evolving and unifying Win32 and UWP so your present and future apps can easily target 1 billion+ Windows devices.
「Windowsアプリプラットフォームがどのように進化しWin32とUWPを統合して、現在および将来のアプリが10億以上のWindowsデバイスを簡単にターゲットにできるのかを学びます」とのこと。
あまり具体的な情報ではありませんが、UWPの採用率が当初の予想より大幅に下回っており、成功しているとはいいがたいUWP戦略に最後のとどめをさす事になる情報が発表されるのではないかとも予想されています。
Windowsアプリ開発者に新たな道筋を示すことができるのか注目を集めそうです。