MicrosoftがWindows 10/11の全バージョンのWindowsシェルに影響する重大な問題の緩和に成功した事を発表しました(Neowin)。このバグは今年の1月に発見され、WindowsシェルとOffice APIに関連します。
Windowsリリースヘルスページには以下のような情報が掲載されています。
不具合の内容は、「スタートメニュー、Windows検索、Universal Windows Platform(UWP)アプリが期待通りに動作しない、または開けない」というものです。影響を受けるWindowsデバイスは、レジストリキーやデータが破損している場合があり、Microsoft Office APIを使用するアプリに影響を与える可能性があるとのこと。問題の影響を受けるアプリとしてClickShareが挙げられていて、Windowsの更新プログラムによって発生するわけではなく、影響を受けるアプリの更新によって発生する可能性があるそうです。
回避策として、Windows、Microsoft Office、Microsoft Outlook、Outlook Calendarと統合するアプリをアンインストールする方法や、影響を受けるアプリのアップデート、アプリの開発元からのガイダンスが利用する方法が案内されています。
Barco社のClickShareを使用している場合、以下のリンクが参考になります。
- Symptom: Start Menu and other shell components fail when Apps including Barco's ClickShare access Office APIs
- Unresponsive Windows taskbar or user shell folder permissions issues with ClickShare App Calendar integration
詳細はこちらで確認可能です。