MicrosoftがexFATの仕様を公開しLinuxへの組み込みをサポート

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Ms loves linux story

Microsoftは8月28日、ファイルシステム「exFAT」の仕様を公開しLinuxカーネルへの組み込みをサポートすることを発表しました(Open Source Blog)。

exFATはMicrosoftがWindows用に開発したファイルシステムで、SDカードやUSBメモリなどさまざまなタイプのストレージデバイスで使用されています。フラッシュストレージに最適化されていて、FAT32と比較すると4GBを超える大きなファイルをサポートしているという特徴があります。

Microsoft Distinguished EngineerおよびLinux Foundationの理事であるJohn Gossman氏は、「LinuxコミュニティがLinuxカーネルに含まれるexFATを自信を持って利用できることが重要で、この目的のためにexFATに関するMicrosoftの技術仕様を公開し、相互運用可能な実装の開発を促進します」と今回の発表の目的を説明しています。またOpen Inventor NetworkのLinux System Definitionの将来の改訂版でexFATをサポートするLinuxカーネルの組み込みをサポートする計画があることも明らかにしています。

なおexFATの仕様は以下のリンクで確認可能です。

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