Microsoftは12月4日(現地時間)、開発者向けイベント「Microsoft Connect(); 2018」にて、.NET Core 3.0 Preview 1を発表するともに、WPF、Windows Forms, Windows UI XAML Library(WinUI)をオープンソース化してGitHubで公開したことを発表しました(Phoronix)。
.NET Coreの最新版3.0では、同一コンピューター上で複数の.NET Core 3.0インスタンスを動作させられるようになり、OS全体をアップデートすることなく最新の.NETを使用したWPFやWindows Formsアプリを動作させることができるようになります。またXAML Islandsを利用し、WinUI XAML Libraryに存在する、モダンなコントロールやFluentスタイルをWPF/WindowsFormsアプリケーションに適用することも可能となります。
なおWPFやWindowsFormsを含め.Net Frameworkのソースコードはこれまでも「Reference Source」で公開されていましたが、今回GitHubで公開されたものは.NET Coreに対応したバージョンとなっています。また.NET CoreはWindows以外にmacOSやLinuxもサポートするクロスプラットフォームソフトウェアですが、デスクトップ開発に関してはWindowsのみをサポートしている模様です。