Windows 11/10でChromeのデフォルト検索エンジンをBingに変更することを推奨するポップアップ広告が表示されれていた問題に関し、Microsoftが調査を行う間、広告を停止すると発表した事がわかりました(Windows Latest)。
デスクトップの右下に表示されるこのポップアップ広告は、日曜日以来多くの
環境で確認されています。アプリやゲームの上に現れることから、多くのユーザーがこの広告を批判していました。
Microsoftは通知設定を無視して広告が表示されている問題を認識し、次のようにコメントしています。
We are aware of reports and have paused this notification while we investigate
我々は報告を認識しており、調査している間、この通知を一時停止している。
ポップアップ広告は、通知やフォーカス・アシスト設定を無視し、ゲームを遊んでいたり、ストリーミングコンテンツを再生中にも表示されることがあった模様。
「BGAUpsell.EXE」と呼ばれる実行ファイルが発見されていて、このファイルはBing関連の処理を行うバックグラウンドプロセスのMicrosoft Bing Service 2.0に関連していることが判明しています。
Windows検索を含め、Bingが関連したさまざまな機能と相互作用している可能性が高く「IsEdgeUsedInLast48Hours」を参照していることから、Microsoft Edgeが過去48時間以内に使用されていない場合にポップアップがトリガーされる可能性があるとのこと。その他にも、Googleや他の検索エンジンがChromeで使用されているかどうかを検出している可能性もあるそうです。
Microsoftが自社サービスの広告をWindows 11/10内で表示するのはこれに限った話ではありませんが、設定を無視して表示するのはやりすぎだといえそうです。