Microsoftが「Windows 10 Nobember Update」(Version 1511 build 10586)のメディア作成ツール経由での提供を中止したことが明らかとなりました(Neowin、WinBeta、スラド)。現在は7月にリリースされた「Windows 10 build 10240」がダウンロードできます。
メディア作成ツールのバージョンが11月版がダウンロードできるリリース直後の「10.0.10586.0」から、7月版がダウンロードできる「10.0.10240.16480」へ変更されているとの指摘もあります。
今後はWindows Updateで提供
WinBetaによると、Microsoftはこの件に関し、以下のようなコメントを発表し、今後はWindows Update経由でのNobember Updateの提供を決定したと発表しています。
The November update was originally available via the MCT (Media Creation Tool), but the company decided that future installs should be through Windows Update. People can still download Windows 10 [Build 10240] using the MCT tool if they wish. The November update will be delivered via Windows Update.
「Nomber updateはもともとMedia Creation Tool経由で提供されていたが、社の方針により今後はWindows Update経由で提供されることとなった。MCTツールを使えばWindows 10 build 10240をダウンロードすることはできる。November updateはWindows Update経由で提供されることになる」
またWindows Updateでも、Nombember Updateが消えたとの指摘に対しては、以下のように否定しています。
Microsoft has not pulled the Windows 10 November 10 update. The company is rolling out the November update over time – if you don’t see it in Windows Update, you will see it soon.
「MicrosoftはWindows 10 Nobember Updateの提供を止めていない。Nobember Updateは時間をかけ順次提供されるため、今Windows Updateに表示されていなくても間もなく表示されるだろう」
なおMSDNサブスクライバーに対してはこれまで通りISOファイルが提供されています。