MicrosoftがWindows 10の機能アップデートを円滑にインストールするための更新プログラムKB4023057を更新し、Windows 10 Version 1909を含むシステムにWindows Update経由で提供を始めたことがわかりました(Windows Latest)。
KB4023057は以前から公開されている更新プログラムですが、Windows 10の大型アップデートの配信にあわせてたびたびアップデート版が公開されています。
基本的な機能はWindows Update Serviceコンポーネントの信頼性を改善し、機能アップデートを円滑にインストールためのもので、今回の変更では以下のようなファイルが修正されています。
- Expediteupdater.exe
- Qualityupdateassistant.dll
- Sedplugins.dll
- Uhssvc.exe
- Unifiedinstaller.dll
更新プログラム適用後、機能アップデートをインストールするためのディスクスペースが不足している場合には通知が表示され、設定画面の「Free up space now(今すぐ空き領域を増やす)」を手動で選択することによって問題を解決することができます。
Windows 10の最新の機能アップデートWindows 10 Version 2004は広範囲にロールアウトされていて、次期機能アップデート20H2も完成間近です。KB4023057の更新によってWindows 10の古いバージョンを実行しているマシンをできるだけ早期に最新環境に移行させたいというMicrosoftの意図があると予想されます。