MicrosoftがArm版Windows 11の公式ISOファイルをついに公開したことがわかりました。
Arm版のWindowsは以前から存在しましたが、公式サイトから直接ダウンロード可能なISOファイルはこれまで提供されていませんでした。仮想環境で利用する場合も、Windows Insider Program参加者向けの仮想イメージを利用する以外の方法がなく、不便な状況でした(サードパーティツールを用いて自力でダウンロードすることは可能でしたが)。
公式サイトで提供されているISOファイルはマルチエディションISOで、「Windows 11 on Arm 仮想マシンを作成するか、DVD または USB フラッシュ ドライブを使用せずに Windows 11 on Arm を直接インストールするユーザーが対象」です。
AppleシリコンMac上のParallelsやVMware Fusionで仮想Windows 11環境を構築したり、Arm PC用のインストールメディア(USB フラッシュ ドライブ) を手動で作成することもできます。
ISOファイルのダウンロード手順
ISOファイルのダウンロード手順は従来のWindows 11用ISOファイルと同じです。
公式サイトをWebブラウザで開きます。
▲「ダウンロードを選択」で「Windows 11(Arm用のマルチエディションISO)」を選択し、「今すぐダウンロード」をクリックします。製品の言語で「日本語」などを選択し、「確認」をクリックします。
▲24時間有効なダウンロードリンクが表示されます。「Download Now」をクリックするとISOファイルをダウンロードすることができます。ファイル名はWin11_24H2_Japanese_Arm64.iso、サイズは5.6GBでした。