Microsoftは8月30日(現地時間)、「Update on removing Flash from Microsoft Edge and Internet Explorer」と題したブログ記事を公開し、2020年12月までにEdgeHTMLを採用した古いEdgeや、Chromiumベースの新しいEdge、およびIEからFlashを削除する計画を発表しました(Neowin)。
Microsoftは2017年にFlashを削除する計画を発表していましたが、今回の記事はあらためて削除に至るロードマップを確認するものとなっています。
この情報によると、現在開発中のChromiumベースのMicrosoft Edgeは、デフォルトでFlashが無効化された状態で出荷されていて、Flashを使用する場合ユーザーがサイトごとに有効にする必要があるとのこと。今後は他のChromiumベースのブラウザと同様2020年末に向け完全に削除される予定です。
一方Microsoft Edgeの現行バージョン(EdgeHTMLバージョン)とInternet Explorer 11に関しては2019年末までは現状のままで、以前の予定の通り2020年12月までにはブラウザからFlashが完全に削除される予定です。
2017年にAdobeは、Flashを2020年末に廃止する計画を発表しました。廃止まで長い猶予期間が設けられており、実際に困るユーザーは少ないかもしれませんが、IT管理者の方などは気にとめておいたほうが良いかもしれません。