Microsoftが月例更新の一環として公開したWindows 7/Windows Server 2008 R2用の月例品質ロールアップKB4512506(もしくはKB4512486)を適用すると、シマンテック製アンチウイルス製品が存在する環境でエラーが発生するという問題が報告されていました。
原因はSHA-2のみで署名された更新プログラムが正しく認識されない事にあり、該当する環境に対しては更新プログラムの提供がブロックされていましたが、その後問題が解決しブロックが解除されたことがわかりました(Softpedia)。
Windows 7の不具合をまとめたリリース情報ページには以下のような情報が掲載されています。
シマンテックがSymantec Endpoint Protectionがインストールされた環境で、SHA-2のみで署名された更新プログラムの誤検知が発生しないことを検証し、ブロックが解除されたとのことです。
なおこの問題はWindows 7 SP1およびWindows Server 2009 R2 SP1だけが影響を受けていて、Windows 10を含む他のWindowsのバージョンでは正しくWindows Updateが実行できていました。