MicrosoftのRudy Huyn氏は4月21日、Microsoft StoreのWebサイト(http://apps.microsoft.com)から直接ストアアプリをインストールすることができる「Microsoft Store installers for web」を導入することを発表しました。
新しいインストーラーは、アプリのダウンロードをより速く、より少ないアクションで行えるようにするためのものです。
従来、Web版ストアからプログラムをインストールするには、Webサイト上で1回、ディープリンクダイアログで1回、ストアのミニウィンドウで1回の計3回クリックする必要がありました。
このような複雑なプロセスは、悪意のあるスクリプトに対抗するため、ユーザーによってアプリがインストールされることを保証するために必要とされていました。
新しい「undocked version of the Store」では、Microsoft Storeアプリと同じロジックを持つ、より小さなスタンドアロンインストーラー使用し、1つのダウンロード可能なパッケージで、前提条件、エンタイトルメント、ダウンロード、インストールを管理することができるようになります。
クリック数が2回に減っただけではなく、軽量インストーラは、Microsoft Storeアプリよりも高速に動作し、Storeのバージョンが非常に古いシステムや、Storeがまったくインストールされていないシステムでも動作します。また、複数のアプリを一度に入手することができます。
ユーザーと開発者からの初期フィードバックは好評で、インストールとアプリの起動の増加がみられたとのこと。「Get it from Microsoft」バッジを使用している開発者は、ユーザーがバッジをクリックしたときの動作を指定し、新しいWebインストーラをダウンロードする代わりにMicrosoft Storeにリダイレクトすることもできます。
