Microsoftは本日、Windows 10の最新プレビュービルド「Windows 10 Build 14931」のPC版の配信を開始しました(Windows Experience Blog、MSPoweruser)。
Windows Insider Programに参加し、更新設定を”Fast”に設定しているユーザーは、既存のWindows 10環境からWindows Updateを利用して最新ビルドに更新することができます(PC版の場合「設定 > 更新とセキュリティ > Windows Update」より)。
build 14931は来年正式公開が予定されているWindows 10の大型アップデート「Redstone 2」に向けたビルドで、今回のビルドで以下のようないくつかの新機能が追加されています。
- Feedback Hubの更新: Feedback Hubがバージョン1.1608.2441.0に更新され、要望の多かったダークモードが導入される
- マップアプリの更新: トラフィックアイコンをタップすることで交通量を確認できる機能が追加
- Skype PreviewでSMS送信: Windows 10スマートフォンと連携しSkypeからSMS/MMSメッセージを送受信することが可能に
- USBオーディオ2.0のサポート: 開発の初期バージョンで再生だけがサポートされている
またインサイダープレビュービルドに使用期限が存在する事に対する注意もあらためて掲載されています。9月15日以降古いビルドで期限切れ通知が1日に1回表示されるようになり、10月1日からは3時間毎に再起動、10月15日以降は全く起動しなくなるとのこと。FastリングユーザーはBuild 14926以降のバージョンに更新することが推奨されています。
使用期限は検索ボックスに「winver」と打ち込んで表示されるバージョン情報ダイアログで確認することが可能で、build 14926以降のバージョンでは2017年5月1日まで延長されます。ただし現在Slow / Release PreviewリングでWindows 10 Anniversary Updateを使用している場合通知は表示されない模様です。