Windows 95以降のWindowsに搭載されている、由緒ある「ワードパッド」アプリに、広告を表示するテストが実施されていることが分かりました(Softpedia、MSPoweruser)。
Windowsの研究者Rafael Rivera氏によって発見された情報で、ワードパッドのリボンコントロールの下に「Office Online」の広告バナーが表示されている模様です。
広告の文面は以下の6通りが準備されているようです。
- Try Word online for free.
- Try Word for free online.
- Use Word for free online.
- Use Word, Excel, and PowerPoint for free online.
- Try Office for free online.
- Try Word, Excel, and PowerPoint for free online.
広告には「Open Word」や「Open Office」といったボタンが含まれ、クリックするとOffice OnlineのページがWebブラウザで表示されるとみこまれています。また閉じるボタンも存在しますが、広告を閉じたとしても、アプリの次回起動以降、広告が表示されなくなるかどうかは不明です。
今回の広告表示は、あくまでもテストで、今後全面的に導入されることは考えにくいようですが、Microsoftは最近メールアプリでも広告表示のテストを行っており、Windows 10で広告を活用する方法を模索しているのは確かなようです。