Apple関連の製品の予想でおなじみのKGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏が同社を退職したことが分かりました。
China Timesによると、Kuo氏はKGI証券を4月27日(金)付けで退職したそうで、次の動きは未確定とのこと。Apple関連の比重を減らし、新興産業にフォーカスをあてるのではないかと予想されています。
Kuo氏はAppleの未発表製品やサービスに関する信頼できる情報源の一つとして有名な存在で、2010年はDigiTimesのシニアアナリストとして働き、その後2011年にConcord証券に移動、2012年にKGI証券に入社しています。
今回の決断に際し、同じくApple関連の噂情報で有名なジャーナリストMark Gurman氏は以下のような祝辞を送っています。
Congratulations to Ming Chi-Kuo (the best analyst covering Apple) who is leaving KGI for another firm, and reportedly moving on to cover innovative non-Apple companies. https://t.co/m55yUVQSGG
— Mark Gurman (@markgurman) 2018年4月30日
Kuo氏のリサーチノートは台湾やアジア諸国のAppleサプライチェーンパートナーから集められた情報を元にしたもので、各種製品に関する事前情報が比較的正確なことで知られていました。